ついに院試も明日に迫った。
運悪く明日から関東は台風に見舞われるようで、交通機関の乱れが心配である。
今日は知識事項の最終確認や、持ち物の確認をして過ごそうと思う。
2016年8月28日日曜日
2016年8月21日日曜日
院試勉強
8月に入ってからずっと院試勉強をしている。
今月の初めに一度だけ高校の先輩方にお酒をご馳走になった日があったが、それ以降は断酒している。
そもそも酒を飲む気もあまり起きない。
ずっと机に向かっていると、東大受験のために勉強をしていた4年前の夏を思い出す。
何人かのクラスメイトとデパートの屋上で待ち合わせて一緒に受験勉強をしたこと。
毎日のように片頭痛に悩まされ、思うように勉強できなかったこと。
家族との他愛ない会話を通して、受験の不安を知らず知らずのうちに紛らわせていたこと。
「来年の今頃、自分は東京にいられるだろうか」と一日三回は自問自答していたこと。
いまの僕からすると、あの頃の僕がしていた「勉強」は稚拙で、消極的で、詰めが甘かったと思えるが、それでも受験のストレスを抱えながら自分なりに頑張っていたのだろう。
院試勉強のなかで、数ある勉強のなかでもとりわけ受験勉強は精神を消耗することを再確認しつつある。
院試の不安を最も効果的に取り除いてくれるのは、同じく院試を目前に控えている友人たちや何年か前に院試を終えた研究室の先輩達との会話だ。
友人たちは僕と同じように不安を抱きながら、もう勉強をやめたいと何度も思いながら、なんとか目の前の目標のために勉強を続けている。
この苦しい院試勉強をやってのけた経験者の一人が、目の前で話をしている。
それだけで僕には十分励みになる。
とはいえ院試勉強は孤独な作業だから、依然僕にとって厳しいものであることには違いない。
あと院試まで10日を切ったが、正直なところ、問題を解くほど不安が増幅する。
それらのほとんどはかつて講義で習ったものだし、試験勉強で覚えたはずの箇所なのだが、時間の経過とともに記憶から抜けたようだ。
自分の記憶から抜け落ちたままのピースがまだどこかに落ちているから探さなくてはいけない──そのような強迫観念めいた言葉が、既視感のある問題に遭遇するたびに沸き起こって、僕に焦りを感じさせる。
あと10日でどこまで仕上げられるか、僕にもまったく見当がつかない。
今月の初めに一度だけ高校の先輩方にお酒をご馳走になった日があったが、それ以降は断酒している。
そもそも酒を飲む気もあまり起きない。
ずっと机に向かっていると、東大受験のために勉強をしていた4年前の夏を思い出す。
何人かのクラスメイトとデパートの屋上で待ち合わせて一緒に受験勉強をしたこと。
毎日のように片頭痛に悩まされ、思うように勉強できなかったこと。
家族との他愛ない会話を通して、受験の不安を知らず知らずのうちに紛らわせていたこと。
「来年の今頃、自分は東京にいられるだろうか」と一日三回は自問自答していたこと。
いまの僕からすると、あの頃の僕がしていた「勉強」は稚拙で、消極的で、詰めが甘かったと思えるが、それでも受験のストレスを抱えながら自分なりに頑張っていたのだろう。
院試勉強のなかで、数ある勉強のなかでもとりわけ受験勉強は精神を消耗することを再確認しつつある。
院試の不安を最も効果的に取り除いてくれるのは、同じく院試を目前に控えている友人たちや何年か前に院試を終えた研究室の先輩達との会話だ。
友人たちは僕と同じように不安を抱きながら、もう勉強をやめたいと何度も思いながら、なんとか目の前の目標のために勉強を続けている。
この苦しい院試勉強をやってのけた経験者の一人が、目の前で話をしている。
それだけで僕には十分励みになる。
とはいえ院試勉強は孤独な作業だから、依然僕にとって厳しいものであることには違いない。
あと院試まで10日を切ったが、正直なところ、問題を解くほど不安が増幅する。
それらのほとんどはかつて講義で習ったものだし、試験勉強で覚えたはずの箇所なのだが、時間の経過とともに記憶から抜けたようだ。
自分の記憶から抜け落ちたままのピースがまだどこかに落ちているから探さなくてはいけない──そのような強迫観念めいた言葉が、既視感のある問題に遭遇するたびに沸き起こって、僕に焦りを感じさせる。
あと10日でどこまで仕上げられるか、僕にもまったく見当がつかない。
2016年8月14日日曜日
メモ7
連日院試勉強をしている。
まだあと2週間はこの生活が続くが、避けては通れない道だと腹をくくっている。
僕にとって大学受験は「自分の新しい居場所を獲得するための闘い」であったが、対して院試は「自分の居場所を守るための闘い」と言えるだろう。
それだけ今の研究室に愛着があるのだ。
まだあと2週間はこの生活が続くが、避けては通れない道だと腹をくくっている。
僕にとって大学受験は「自分の新しい居場所を獲得するための闘い」であったが、対して院試は「自分の居場所を守るための闘い」と言えるだろう。
それだけ今の研究室に愛着があるのだ。
2016年8月7日日曜日
キッズケータイを使い始める
6月の記事でモバイルルーター(DWR-PG)を使い始めたと書いたが、いくつか不満に思うところがあり使用を中断した。
一つ目の不満は、充電の手間が増えたことである。
電話回線のみで契約しているSIMを挿したスマホからインターネットを利用したいとき、DWR-PGにWi-Fiで接続していた。
この方法だと毎日スマホとDWR-PGの両方を充電しなくてはいけない。
スマホは常時使っているから充電を忘れることはないが、DWR-PGを充電クレードルに挿す習慣はなかなか定着しなかった。
DWR-PGをいつもバッグに入れて持ち歩いているので、お酒を飲んだ後等あまり意識がはっきりしていないときにはよく充電を忘れるのだ。
翌日電車の中からSNSを見ようとスマホを確認するとWi-Fiにつながらない──するとその日は一日中まともにスマホを見れない、ということになる。
これではモバイルルーターを持った意味がない。
二つ目の不満は、外出中にスマホを常時インターネットに繋げられないことだ。
スマホをしばらくスリープモードにしていると、自動的にモバイルルータとのWi-Fi接続が切断される。
また、モバイルルーター側も一定時間通信がなければスリープモードに移行してくれる。
バッテリー持ち時間の節約という意味ではこうした機能は有効だが、スリープ中にSNSで連絡があったときそれらをすぐに確認できない。
もちろん電話番号にかかってくる音声通話ならいつでも受けられるが、SNS・メールが連絡手段として台頭している現代で、この様は携帯電話としてあまりに頼りない。
研究室では緊急性のある連絡をLINEで交わすことがあるが、この状態でスマホを使い続け実際に何度か重要な連絡を見逃した。
これが続いては周りの人に申し訳ないし後々自分が困るから、モバイルルーターの使用を諦めることにした。
夏場は薄着になるので、ポケットの数も限られている。
財布、ハンカチ、スマホ、モバイルルーター……ズボンのポケットはこれだけですべて埋まってしまう。
ズボンに物を入れすぎると椅子の座り心地も悪くなるし、少しでも持ち物を身軽にしたいものだ。
そうした諸々の考えがあって、モバイルルーターに入っていたデータ通信回線SIMをスマホに差し替えた。
そして元々スマホに入っていたDocomoの音声回線SIMを、手元にあったキッズケータイ「HW-02C」に挿した。
おもちゃのような外見をしている携帯電話だ。
キッズケータイだけあってかなり機能が制限されている。
発信できる電話番号は電話帳に登録された10件までだし、SMSはプリセットされた定型文のなかからしか文面を選べない。
しかし、大人が使っていけないなどと説明書には一言も書かれていなかった。
僕の周囲の人々はほとんどがスマホ使いで、LINEアプリを入れている。
相手がLINEをしていれば大事な連絡はLINEで済ませられるから、わざわざ通話料の高いドコモの音声回線で通話をすることは滅多にない。
そもそも電話番号を交換した友人が指で数えるほどしかいない。
唯一音声回線で電話する相手といえば同一世帯割引で通話料がかからない両親程度だ。
両親か、セールス以外から電話がかかってくることはほとんどない。
これなら音声回線がキッズケータイでも問題ないだろう。
HW-02Cでは電話帳に登録された番号以外からの着信でも通話可能なので、僕の状況なら実用上困ることはない。
この端末は僕が高2だったころ、foma回線を安く契約するために仕方なく購入した端末だった。
僕はその回線を母からもらったおさがりのガラケーで使っていたし、大学入学後はすぐスマホを契約したから、HW-02Cは長い間使われることもなく、ずっと押し入れの中で眠っていたのだ。
4年前はまさか本当にこれを使う日が来るだなんて思いもよらなかった。
このたび久しぶりにHW-02Cを充電し持ち歩いているが、さすがガラケーの端くれだけあって電池が一週間程度も持つ。
充電端子はMicroUSBだから、普段スマホに使っている充電器がそのまま使える(わざわざこれを使うためだけにfoma用充電器を購入しなくてよいのだ)。
僕の使い方の問題かもしれないが、ズボンのポケットに入れているときスマホよりも着信に気づきやすいように感じている。
というわけで、僕はスマホとキッズケータイの二台持ちを始めた。
スマホからは緊急電話(119、110等)をかけることができないので、万が一に備えいつもキッズケータイを持ち歩くようにしている。
スマホの通信料が高くて勿体ない、でもキャリア回線を解約したくない…そういう場合にはスマホにMVNOのデータ通信SIMを入れ、適当なガラケーにキャリア純正SIMを入れて使う、いわゆる二台持ちがよく行われている。
手元にガラケーがない場合中古端末を買う手もあるが、精神衛生上中古品に抵抗がある人もいるだろう。
それに対しキッズケータイは安価だし、型落ち品なら新品でも2000円で購入できる。
特にHW-02Cの後継品、HW-01G・HW-01Dは自由文のSMS送信にも対応しているそうだからより便利だろう。
二台持ちならスマホを電話帳として使えるわけだから、キッズケータイの電話帳登録可能件数が少なくてもあまり問題ない。
電話を使いたい時だけ設定画面に入って、電話帳の一番上にこれからかける電話番号を登録すればよい。
僕は両親、親戚、不動産会社、研究室の身近な人等、緊急時にかけるであろう電話番号だけを登録している。
キッズケータイは子供用だから、多少手荒に扱ったり水にぬらしたりしても壊れにくい。
(大人が使うケースは少ないだろうが)防犯ブザーになる。
安価だし、電池が長持ちだ。
僕の使っているHW-02Cにはないが、後継端末だと懐中電灯、簡易留守録機能もあるそうだ。
大人には敬遠されがちなキッズケータイだけれども、スマホの補助の音声端末として使うには好条件ではないだろうか。
一つ目の不満は、充電の手間が増えたことである。
電話回線のみで契約しているSIMを挿したスマホからインターネットを利用したいとき、DWR-PGにWi-Fiで接続していた。
この方法だと毎日スマホとDWR-PGの両方を充電しなくてはいけない。
スマホは常時使っているから充電を忘れることはないが、DWR-PGを充電クレードルに挿す習慣はなかなか定着しなかった。
DWR-PGをいつもバッグに入れて持ち歩いているので、お酒を飲んだ後等あまり意識がはっきりしていないときにはよく充電を忘れるのだ。
翌日電車の中からSNSを見ようとスマホを確認するとWi-Fiにつながらない──するとその日は一日中まともにスマホを見れない、ということになる。
これではモバイルルーターを持った意味がない。
二つ目の不満は、外出中にスマホを常時インターネットに繋げられないことだ。
スマホをしばらくスリープモードにしていると、自動的にモバイルルータとのWi-Fi接続が切断される。
また、モバイルルーター側も一定時間通信がなければスリープモードに移行してくれる。
バッテリー持ち時間の節約という意味ではこうした機能は有効だが、スリープ中にSNSで連絡があったときそれらをすぐに確認できない。
もちろん電話番号にかかってくる音声通話ならいつでも受けられるが、SNS・メールが連絡手段として台頭している現代で、この様は携帯電話としてあまりに頼りない。
研究室では緊急性のある連絡をLINEで交わすことがあるが、この状態でスマホを使い続け実際に何度か重要な連絡を見逃した。
これが続いては周りの人に申し訳ないし後々自分が困るから、モバイルルーターの使用を諦めることにした。
夏場は薄着になるので、ポケットの数も限られている。
財布、ハンカチ、スマホ、モバイルルーター……ズボンのポケットはこれだけですべて埋まってしまう。
ズボンに物を入れすぎると椅子の座り心地も悪くなるし、少しでも持ち物を身軽にしたいものだ。
そうした諸々の考えがあって、モバイルルーターに入っていたデータ通信回線SIMをスマホに差し替えた。
そして元々スマホに入っていたDocomoの音声回線SIMを、手元にあったキッズケータイ「HW-02C」に挿した。
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HW-02C |
キッズケータイだけあってかなり機能が制限されている。
発信できる電話番号は電話帳に登録された10件までだし、SMSはプリセットされた定型文のなかからしか文面を選べない。
しかし、大人が使っていけないなどと説明書には一言も書かれていなかった。
僕の周囲の人々はほとんどがスマホ使いで、LINEアプリを入れている。
相手がLINEをしていれば大事な連絡はLINEで済ませられるから、わざわざ通話料の高いドコモの音声回線で通話をすることは滅多にない。
そもそも電話番号を交換した友人が指で数えるほどしかいない。
唯一音声回線で電話する相手といえば同一世帯割引で通話料がかからない両親程度だ。
両親か、セールス以外から電話がかかってくることはほとんどない。
これなら音声回線がキッズケータイでも問題ないだろう。
HW-02Cでは電話帳に登録された番号以外からの着信でも通話可能なので、僕の状況なら実用上困ることはない。
この端末は僕が高2だったころ、foma回線を安く契約するために仕方なく購入した端末だった。
僕はその回線を母からもらったおさがりのガラケーで使っていたし、大学入学後はすぐスマホを契約したから、HW-02Cは長い間使われることもなく、ずっと押し入れの中で眠っていたのだ。
4年前はまさか本当にこれを使う日が来るだなんて思いもよらなかった。
このたび久しぶりにHW-02Cを充電し持ち歩いているが、さすがガラケーの端くれだけあって電池が一週間程度も持つ。
充電端子はMicroUSBだから、普段スマホに使っている充電器がそのまま使える(わざわざこれを使うためだけにfoma用充電器を購入しなくてよいのだ)。
僕の使い方の問題かもしれないが、ズボンのポケットに入れているときスマホよりも着信に気づきやすいように感じている。
というわけで、僕はスマホとキッズケータイの二台持ちを始めた。
スマホからは緊急電話(119、110等)をかけることができないので、万が一に備えいつもキッズケータイを持ち歩くようにしている。
スマホの通信料が高くて勿体ない、でもキャリア回線を解約したくない…そういう場合にはスマホにMVNOのデータ通信SIMを入れ、適当なガラケーにキャリア純正SIMを入れて使う、いわゆる二台持ちがよく行われている。
手元にガラケーがない場合中古端末を買う手もあるが、精神衛生上中古品に抵抗がある人もいるだろう。
それに対しキッズケータイは安価だし、型落ち品なら新品でも2000円で購入できる。
特にHW-02Cの後継品、HW-01G・HW-01Dは自由文のSMS送信にも対応しているそうだからより便利だろう。
二台持ちならスマホを電話帳として使えるわけだから、キッズケータイの電話帳登録可能件数が少なくてもあまり問題ない。
電話を使いたい時だけ設定画面に入って、電話帳の一番上にこれからかける電話番号を登録すればよい。
僕は両親、親戚、不動産会社、研究室の身近な人等、緊急時にかけるであろう電話番号だけを登録している。
キッズケータイは子供用だから、多少手荒に扱ったり水にぬらしたりしても壊れにくい。
(大人が使うケースは少ないだろうが)防犯ブザーになる。
安価だし、電池が長持ちだ。
僕の使っているHW-02Cにはないが、後継端末だと懐中電灯、簡易留守録機能もあるそうだ。
大人には敬遠されがちなキッズケータイだけれども、スマホの補助の音声端末として使うには好条件ではないだろうか。
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