2016年7月17日日曜日

卒業アルバム撮影

昨日は久しぶりに地理部の同期たちと顔を合わせた。
卒業アルバム用の集合写真を撮るためだ。

同期の多くは文系だからここ最近は就活で忙しかったようだ。
大学院に進学するので現在は就活をしていない理系の僕も、四月に研究室に配属されてからは地理部と疎遠になっていた。
そういうわけで、同期たちがここまで揃うのを見たのは久しぶりだった。

写真撮影には多くの後輩たち(主に3年生、2年生もちらほら)も駆けつけてくれた。
結局今年卒業する同期20名弱に対し、後輩たちがほぼ同じくらいの割合で集合写真に写っていた。

写真撮影が終わった後は、同期達の家を転々としながら酒を飲んでいた。
この頃飲み会といえば年の離れた研究室の人々とばかりだったから、年の近い部員たちの飲み会は新鮮に感じられた。
会話の内容が若い、とでもいうのだろうか。
自分がまだ大学二年生だった頃、旅先で地理部員たちと過ごした懐かしく濃密な時間、あるいは若い感情を想起させるものがあった。
僕がもう遠い昔(と言ってもまだ二年前なのだが)に置いてきてしまったものを再び見ている、そんな酒の席だった。

僕はこれから院試勉強に打ち込まなくてはいけないし、それが終わっても研究室漬けの日が再び始まる。
地理部員たち、特に同期達と同じ時間を共有する機会はもう卒業までに幾許も無い。
「もっと早くこのサークルを知っておきたかった」「暇だった時期にもっとたくさん活動にコミットしておけばよかった」
飲み会の後、同期と別れて一人で帰り道を歩いていると、そのように様々な後悔が現れるのだった。

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