冷気が出なくなったのだ。
そういえばこの2ヶ月ほどエアコンの効きが悪い気がしていたが、昨日いつまで経っても部屋が冷えないので室外機を見ると見事に動かなくなっていた。
不動産屋に電話するとすぐに修理を手配してくれたが、いまは修理が立て込んでいるらしく、月曜日まで訪問できないとのことだった。
昨日、今日とも、東京は日中の最高気温が30度を超えるような猛暑だった。
このまま下宿でじっとしていては熱中症になってしまうだろうから、今週末はずっと研究室で過ごしていた。
今週のブログも研究室で書いている。
あと少しで毎週欠かさず見ている真田丸の放送が始まるが、今日に限っては録画予約に甘んじ、明日修理が終わってから自室で落ち着いて見たいと考えている。
それほどエアコンなしの下宿で過ごしたくないのだ。
そういうわけで、今週末はほとんどの時間を実験データの解析や勉強に充てていた。
僕の研究室は平日でも21時にはみんな帰ってしまうようなところだから、案の定週末もほとんど人がいなかった。
まれに研究好きな中国人ポスドクが休日返上で論文を仕上げていることはあるが、その他の人々は忙しい時期でも滅多に現れない。
「ワークライフバランスが大事なんだ」「研究室は狭い世界だ、週末くらいはそこから抜け出してもいいだろう」と彼らは言う。
実際それで彼ら(ほとんどがポスドクだが)は成果を出しているので、きっと真実なのだろう。
僕はまもなく院試休みに入り、卒業研究がしばらくストップしてしまう。
わりと研究生活には楽しさを感じているのでそれについては残念だが、ここで研究を続けるために必要な手間と思えば仕方ない。
それまでに中間発表をしのげるだけの成果が出せれば御の字なのだが、研究はいつもうまくいくとは限らない。
いまはぼちぼちの結果を得るにとどまっている。
博士課程とは違って研究成果が卒業可否に直結するわけではないのだし、成果を求めてあまり焦りすぎないようにしたい。
院試が終われば本格的に研究に打ち込む必要があるだろうが、それまでは院試勉強か、休養に時間を充てたい。
院試休み中に少し旅行してみるのもよいかもしれない。
もとは旅行好きだというのに、もう3ヶ月は東京23区外から出ていないのだ。
そんなことを研究室の居室で旅行パンフレットを見ながら考えている、日曜の午後8時である。
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