春休みに入って十日ほど経つが、毎日気儘な生活をしている。
授業はないから朝はいくらでも寝られるし、書くべきレポートは一つもない。
もちろん何も勉強せずに春休みを越せば白痴になること請け合いだから、頭を鈍らせないよう適度に復習をしている。いまは春休み分の定期をとり大学の図書館に通っている。
今日は家と大学を循環する慣例から久しぶりに離れ、池袋まで足を伸ばして先日公開された『傷物語』を見に行った。
僕が初めて「物語シリーズ」を見たのは高2の秋だったが、その頃から「傷物語はまだか」との声をよく耳にしていた覚えがある。上映までずいぶんと待たされ、僕はもう大学4年生間近になってしまった。
今回は傷物語三部作のうち熱血編の上映だったが、最初のつかみは素晴らしくインパクトがありスクリーンから目が離せなかった。
ネタバレになってしまうから詳細を記述することをここでは控えるけれども、普段のアニメに比べ格段にぬるぬると動くキャラクターはもう何年も物語シリーズのアニメを見ている僕にさえ新鮮に感じられた。
劇場版はかかっている予算と手間が格段に多いのだろう。
以下、高校化学に関する所感。
僕が高校生だったころはシクロヘキサンの安定配座について習った覚えがないが、いまの高校生はいす型配座や舟形配座に関して知識を求められるそうである。
僕は小学2年生から高校を終えるまでを「ゆとり教育」で過ごしたという点で、ほぼ完全に「ゆとり世代」として分類できる。
先ほどのシクロヘキサンの例のように、最近大学の講義で習ったことを高校化学の教科書に見つけることを僕はしばしば経験する。
自分が高校生だったころより高いレベルで化学を学んでいる下の世代たちに少々焦りを感じる今日この頃である。
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