2015年12月20日日曜日

プラド美術館展を見に行った

 自宅で使っているノートパソコンのSSDを交換した。最近不良セクタが増えていたし、メインドライブとして使用し続けてもう3年目になる。これを期に256GBのSSDを購入した。僕が自作PC用に初めてSSDを購入したのは2009年5月だが、その頃はたった8GBで10,000円を超えていた覚えがある。同じ額で何十倍も容量のあるSSDが購入できるようになったことを喜ばしく思った。

ついでにWindows 10とOffice 2016 Professional Plusを大学ライセンスで導入した。インターフェースの違いに少々戸惑ったが、以前のソフトウェアより応答が早いので満足している。僕の学部では最新版のOSとOfficeを学生向けに無料で配布している。大学生の場合、自分の学部にそうしたシステムがあるか確認してみればよいと思う。せっかく同じ学費を払っているのだから、大学のサービスは積極的に利用しなくては勿体ない。


先日三菱一号館美術館に行ってきた。いま開催されているのは「プラド美術館展」だが、約100点の作品が展示されている。ルネサンス期、バロック期から19世紀に至るまで、プラド美術館独特のセンスで選ばれた名作を鑑賞できた。

僕は絵画について造詣が深くないので、絵画を見るときは「これを写真技術に活かせないか」と思いながら眺めるようにしている。構図、明るさ、陰翳表現等は満足いく写真を撮影するために必要な技術であるから、それを絵画から学ぼうと考えている。実際、名作の構図は言うまでもなく素晴らしい。ルネサンス期には随所に黄金比を取り入れた画法が発明されたし、印象派で描かれた農婦は画面を大胆に二分割している。

著名な画を見ることは、絵画を描かない者にとっても実用的な意味を持ちそうである。

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