2016年3月20日日曜日

Dell Latitude E6220のレストア

今日は秋葉原に行き、ジャンクノートPCを物色していた。

「10000円以内で、HDD欠品で、Intel Core i5搭載の、可動品ジャンクPCはないかな…」と思っていたところ、ある路上販売が目に入った。
「Core i5搭載!HDD・メモリーなし BIOS起動確認 8000円 ノートPC」
これはまさに自分が求める条件だ。
ACアダプターも付属するという。かなりお買い得だ。
手に取ってみたところ、外見は摩耗しているもののキーボード・トラックパッドは比較的綺麗だった。
実用上の問題は無さそうだと判断し、そのまま購入した。
それから近くのPCパーツ店「ショップ・インバース」に立ち寄り、4GBのジャンク中古メモリを購入した。
メーカーはCFD Elixirで、規格はDDR3 SO-DIMM PC3-10600である。
Thinkpad X200で長らく使用しているメモリと全く同じ型番だったので、問題なく動くだろうと判断したのである。
Dell Latitude E6220
Dell Latitude E6220 8000円
家に帰ってから型番を調べると、「Dell Latitude E6220」とのことだった。
CPUはCore i5 2520Mだ。Core i5の第二世代、クロック数は2.5GHzだから今でも十分実用的な性能だろう。
液晶は12.5インチワイド(1366×768)だった。小さめだけれども、持ち歩くならこれくらいのサイズがちょうどよい。
もともと入っていたOSはWindows 7 Proだったようである。今回はWindows 10 64bitをインストールするつもりだから、これは正直どうでもいい。

裏蓋を外した様子
裏蓋を外した様子

さっそく裏蓋を開け、簡単に筐体内の掃除をした。
裏蓋を固定するネジはたった1本だった。DellやLenovoのような海外メーカーのノートPCは分解しやすい。アマチュア修理屋にとってはありがたい話である。

このPCには2.5インチベイが1か所存在し、7mm厚までのHDD/SSDに対応している。
多くの2.5インチ内蔵HDDは9.5mm厚だからこのPCには収まらない。
僕が使おうとしたSSDは9.5mm厚だったけれども、黒い枠と表側の蓋を外せばぎりぎり7mmを下回る。基板がむき出しになってしまったが、上から絶縁性の膜を被せるのでショートする危険性はなさそうだ。そのまま使うことにした。
蓋と枠を取り去って無理やりSSDを嵌め込んだ

そしてメモリを嵌め込む。もし相性問題が起きてもThinkpad X200に使えばいい。今回のメモリ交換は気が楽だ。
今回使用した規格はDDR3 SO-DIMM PC3-10600
電源を入れると無事BIOSが立ち上がった。SSD・メモリは無事認識されている。
ここまで来ればもう失敗する恐れはない。8000円のジャンクPCは息を吹き返したのである。
メモリが認識された

SSDも無事認識された

手元にはWindows 7 Pro 32bit版のライセンスキーとインストールディスクがあった。
しかし今はWindows 10の時代だ。せっかくWindows 10 64bit版のインストールディスクを持っているから、今回はこれを導入しよう。

一番確かな手段はまずWindows 7 32bit版をインストールし、Windows Update経由でWindows 10 32bit版にアップグレード、その後インストールメディアで64bit版をクリーンインストールすることだ。
しかしこの手段は少なくとも3回の作業を伴う。
事前情報によると、Windows 10のインストール画面でプロダクトキーの入力を求められる際、Windows 7/8のもので代用できると聞いていた。
時間が節約できるので、今回は後者の手段でインストールしてみよう。

E6220には光学ドライブがないから、外付けDVDドライブでWindows 10 64bit版のインストールメディアを読み込む。
プロダクトキーにはWindows 7のものを入力した。
あっけなく認証は通り、Windows 10 64bit版のインストールが始まった。
Windows 10をインストールする
30分ほど放置しているうちにインストールが無事終了した。
8000円のジャンクノートPCは、3000円の追加投資(メモリー代)と、余っていたライセンス・SSDによって、見事復活を遂げた。
復活した8000円ジャンクノートPC
これまで使っていたCore 2 Duo搭載のThinkpad X200と比べると、格段にレスポンスが良い。
今日からはLatitude E6220をメインで使うことにしよう。
僕もようやくCore i5ユーザーである。

※3/21 追記
Windows 10ではいくつかのデバイスが自動でインストールされなかった。
「PCI シリアルポート」「大容量記憶域コントローラ」「不明なデバイス」「Broadcom USH」の4つである。
ネットで調べてみたところ、これらのデバイスはWindows 7 64bit用のドライバを適用すると認識されるようだ。
必要なドライバはDellのウェブサイトからダウンロードすることができる。
以下に各デバイスとドライバの対応関係を列記する。
E6220向けの情報ではないが、Dellのサポートにある記事も参考になる。
  • 「大容量記憶域コントローラ」 チップセット - O2 Micro OZ600xxx Memory Card Reader Driver
  • 「不明なデバイス」 アプリケーション - ST Microelectronics Free Fall Sensor Driver
  • 「Broadcom USH」 Dell Data Protection - Dell Data Protection | Access
「PCIシリアルポート」はどのドライバで動くのか、まだわかっていない。

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